写真のクルマは、ミラノX1ツインカムのフルカラー・スポーツ仕様。 フロント&リヤスポイラーはオプションで、この仕様を選ばなければ装着しても黒色だった。
「ミラノ」とは、日産がアルファロメオとの合弁でイタリアに「アルナ社」を設立した事に由来する。 ミラノX1のシートはグリーンのチェック地で座面全体が普通のシートよりも前上がりになっている、少し特徴的なシートだった。
なぜかディーラーが24時間試乗(!)で借してくれたので、クルマに縁のない貧乏大学生だった私は不眠不休の7割ぐらいの勢いでドライブした(7割ぐらいじゃ、たいした勢いじゃないか・・・)。
エンジンはロングストロークタイプで当時の4A-Gと比べても高回転型とは言えなかったが、平日の早朝に神戸六甲方面を走り、下り坂で8000rpmぐらい回した思い出がある・・・後年に読んだ本に『レブリミットを越えて回すと共振でクランクシャフトが折れる』とか書いてあるのをみて冷や汗を流しつつも「アホは強し!」と自分に感動したのであった(笑)。 |