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Update : Aug.01.1999

CARS DAYS

1998.10

【10/5 MON】 トヨタ 「こするカモ」保証

 トヨタが最近、期間限定で新車購入時に保険のプレゼントキャンペーンを開始した。 その名も「こするカモ保証」。 広告にはカモが出ている。 保険といってもプレゼントなので、傷つけたクルマの修理が発生するまでは掛け金を払う必要はないらしい。

 思えば新車のセリカを買ったばかりの頃に四国に行ったら先行車からの跳ね石などでボンネットやドアが傷ついてしまったりソバ屋の駐車場でこすられた事があった。 この頃に「こするカモ」保証があったらなぁ・・・。

【10/7 WED】 日産 フェアレディZ (MC)

 Zには、ボディのほぼ全周を取り巻く「黒帯」がある。 今回のマイナーチェンジでボディサイドにエアロパーツを装着したトップグレードが追加されたが、どういうわけかエアロパーツの部分の「黒帯」がエアロパーツに覆い隠されて分断されている。 安いクルマならまだしも、フラッグシップ級モデルのトップグレードでこういう事をやるのはどういう神経をしているのか? 日産デザインは死んだ。

Fairlady Z (MC98)

【10/20 TUE】 日産 サニー (FC)

 日産サニーがフルチェンジした。 デザインは、不評だった先代ではなく先々代のキープコンセプトである(笑)。 なぜかライトの間に張り出したグリル周辺の造形が現行カローラにそっくりだ。
 カタログのP6には『新世代プラットフォームを採用することにより、はじめてできた端正なスタイル。』と書いてあるが、このデザインは先々代ですでに実現されている。 コピーライターはクルマのことをあまり知らないと見た。

 『新世代プラットフォーム』が宣伝文句ですが、居住性の面では特に新しさは感じられなかった。 しかし、スタイル優先・後席軽視に割り切ったすがすがしさ(?)は感じられる。 後席に座ると頭の上は見事なまでにガラスだ。 おかげで髪の毛が天井に当たらない・・・ガラスには頭がぶち当たるけど(笑)。
 キャビン上方を絞っているので頭の横のスペースは少なく、とくに後席はアシストグリップが視界に大きく入ってちょっと鬱陶しい。 セダンのパッケージングに関しては「後席はアイポイントを前席より高めにして前方の見晴らしを良くし、開放感を得られるようにする」という伝説があるが(※私はいささか懐疑的だが)、このサニーの後席には無縁な事は、このアシストグリップが証明している。

 前席は(旧型と比べて)シートがちょっと高めになったのかボンネットが見やすいが、天井の前方が強くドロップしているので視界に大きく入って鬱陶しい(※シートリフターは一番低くした)。 チルトステアリングも上がり方が少し足りず、中途半端な感じが強い(でも旧型よりはマシ)。 前席下への足入れ性を改善するために場当たり的にシートを高くしたようで、全高が30mm増えたにもかかわらず私の場合は天井との余裕が少なくて苦しい。 パッケージングについてはあまり考えていないような・・・いや、スタイリッシュ路線なので捨てているようにさえ思える。
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 内装は、そこかしこで鉄板が見えていた悲惨な旧型から大きく進歩し、隙間は徹底してふさがれているようだ。 とくに窓枠の樹脂パーツは見事で、大いに気に入った。 しかしこれだけ頑張っているのにリヤウインドウの熱線用ケーブルがむき出しのままなのは残念(カローラは隠れている)。 このチグハグぶりが日産だ。
 さらに付け足すなら、内装デザインは悪くはないものの、きちんと作れていない部分が目立つ。 特に助手席ダッシュボード上面の手前の合わせ目の造形はひどく、運転席から見ると途中から線が出てきているように見えてしまい、安物っぽい。 ダッシュボードやドアの各パネルの色はスカイラインほどひどくはないが、バラバラのパッチワーク風だ。

 きりがないのでこれぐらいにしておくが、何やら釈然としないものを感じる不思議なクルマだった。 『新世代プラットフォーム』といいながらもプリウスやビスタのようにパッケージング面では関心を引く部分が全くない(並以下?)からだろうか?
 まあ、一目瞭然なクルマだから一目見て気に入ったら買えばいいか。 後席頭上がガラスなのも旧型からの継承で今に始まった事じゃないし・・・。

【10/30 FRI】 トヨタ アルテッツァ (NEW)

 ついに正式デビューした、FRスポーティーセダン。 会社の昼休みにとりあえずカタログをもらいに行く。

 
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