CarsDays 2001.01

　母・兄と家で食事をし、14時頃に初詣に行く。　ここ数年は近所の神社に行っていたのだが、父が亡くなって１年少々経って落ち着いた正月を迎えるということもあり、今回は久しぶりに家族で京都の【八坂神社】に行くことにした。
　私の家は大阪ではあるが、10年ぐらい前までは父・母・兄と京都の八坂神社に初詣に行っていた。　「行く年来る年」を見たら一旦寝て、4時だか5時だかに起こされて、父の運転する車で京都に向かう。　どこかの路上に車を停め、寒い冬の朝の祇園あたりを歩いて八坂神社へと向かう。　それは小中学生だった私が京都に行く数少ない機会だったが、なんだかよくわからないけど私が京都が好きなのは、どうやらこの頃に形成されたようだ。

　行く途中で【成田山不動尊】の近くを通ると、参拝へと向かうクルマが延々と2kmほどの行列を作っていた。　その行列のとなりの車線を通って成田山への入口の交差点を通過すると、対向車線の路肩にも行列ができていて、それは少なくとも3kmはあった。

　つつがなく京都へ到着し、運良くコイン駐車場にクルマを停めて初詣をすませ、帰路につく。　川端四条の交差点で信号待ちをしていたら、右隣の右折車線に停まっているタクシーが、どこかのアホにインネンをつけられていた。　タクシーの運転席の横に立って何やらわめいているそいつは、自分のクルマをタクシーの右側すなわち対向車線に停めていた！　なかなか豪快な奴だ。　対向車線の連中に袋叩きにされるぞ。
　後にそいつは私のクルマの後ろを走っていたが、ルームミラーで観察していると、ダラダラした運転をしていた。　ついでに、さっきの怒りを携帯電話にぶつけているようだ。　『元日に一人でクルマに乗ってるなんて、かわいそうな人だね』と、母が言った。　・・・その息子たる私も似たようなものだが（笑）。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

　２１世紀になったら自動車からタイヤが消えて、高層ビルの間を縫うように設けられた透明なチューブの中を飛ぶようになると小学生の頃は思っていたのだが、いざ２１世紀になってみると、あいかわらず普通のエンジンでタイヤを回してアスファルトに這いつくばっている。　プリウスがそこそこ走っているのがせめてもの救いか？
　ついでに服装は、全市民がピッチリしたスケート選手みたいな服を着るようになるかと思っていたけど、ビジネスマンの服装なんか自動車以上に変化がない。　ついでに市民は中央管理局のマザーコンピューターに統制されて快適な市民生活を送れるとおもっていたが・・・。

　朝刊には、ＧＭとトヨタが燃料電池車で提携するという記事が載っていた。　そういえば原子力自動車はどうなったんだろう？（・・・って、そもそも誰か作ってた奴が居るのか？）。

　年賀状を出す。　夜、叔父Ｍの家にカニを食べに行った。　豪華だ。

　長い間クルマを洗ってなかったのでフラフラと洗車場に出かけるがカーシャンプーを積んでなかったので、ＧＳへ行って洗車してもらう。　リヤワイパーのゴムがちぎれていたのでオートバックスで買って取り替えようとしたが、ゴムを最後まで差し込むことができない。　ラジオペンチは・・・部屋に置いてきていた。　マヌケな年始。

　今村さんが主催する六甲朝ランに行く。　ただし、冬季は積雪のおそれがあるため六甲ではなく、三木東ICの近くの【呑吐ダム展望駐車場】

だ。
　NAKAさんのニューマシン、ポルシェ９９６のお披露目。　記念に後席に座らせてもらった（笑）。

　【果林】

に移動。　コーヒーを飲んでいたら、ジネッタやスーパー７といったクルマがやって来る。　どうやらその筋の人たちに人気の店らしい。

　やがて解散。　誰かが青木の【サンシャインワーフ神戸】

にできたスーパーオートバックスへ行くと言っていたので付いて行こうとしたが最初の赤信号で生き別れになってしまったので、R428→西六甲DW→再度山DWを一人で走ったのち、青木へ向かう。

　うろうろしていたら池田さん・河本さんと遭遇。食事をしようとしたが15時過ぎだというのに結構な順番待ち。　うどんを食べて16時半ごろに解散し、帰宅。

　昼過ぎに叔父Ｍの事務所に行く。　３台あるパソコンのメールソフトの設定をするなどして、働く。　３日前にごちそうになった豪華なカニは、どうやら今日の働きの前払いだったようだ（笑）。

　淀屋橋駅付近の喫茶【Heath-Bell】で紅茶を飲んで、帰宅。

　友人Ｋ田の10月の結婚式の写真をCD-ROMに入れる作業を行う。　Ｋ田は海外に赴任しており、ちょっと帰ってくる来週に間に合わせる必要があった。　その他、ＨＰの改修やCD-ROMの配達などで１日が終わった。　霙（みぞれ）が少し降った。

　昨日から体調が良くない上に、家の用事で自宅待機。　13時すぎから雪が降り始める。　牡丹雪で結構強かった。

　朝、京都に行く。　嵐山から清滝

にちょっと寄ってからR162を北上していると、小雨が降ってきた。　左カーブでなんとなくヤバイ雰囲気がしたら、案の定フロントタイヤが滑った。　３週間前に続き、大した速度でも降雨量でもないはずのに・・・。　謎だ。

　喫茶【ログムーラン】

なるログハウスの喫茶店で小休止。　斜向かいの材木店が経営しているらしく、北山杉の端材が売られていたりする。

　河原町に行き、スニーカーを購入。　夕方になる前にそそくさと帰宅。

　８ヶ月の無職期間を終え、今日から会社勤めをする事になった。
　愛すべき無職の日々よ、ありがとう。　また会う日まで（笑）。

　なんばの旭屋書店で『日本と世界の自動車最新カタログ2001年版』を購入（CARS LINKSのネタ用）。　カンテでお茶を飲んで帰った。

　朝はＨＰ作成。　昼は家の用事で出かける。

　夜、久しぶりにANDYとクルマで出かける。　R1八幡のステーキ１に行ったら、お店がなくなっていた。　そのままなんとなく京都市内に走り、ANDYが持ってきたノートＰＣのカタログを見ながら宝ヶ池のフォルクスでステーキを食べた。　ふと気が付くと０時ぐらいになってしまっていた。

　10時過ぎから、蓬莱峡→有馬温泉→六甲方面に走りに行く。
　【蓬莱峡】

を２往復ばかりする（が、写真がうまく撮れなかったので画像はなし）。　蓬莱峡の路面はドライだったが有馬温泉の辺りでは路肩に雪が残っていたり路面が湿気っていた。　車外温度計は０℃付近を指しているので念のためゆっくりめに走っていたら、凍結していたカーブで対向車線側にちょっと滑った。　パッと見は湿気っているのと変わらなかったのに・・・。

　数年前に、凍結した下り坂で停まる事ができず仕方なく転がり降りて（？）から、すっかり弱気になっている私は、六甲山方面に行くのをやめて【六甲山トンネル】

を南へ降りて逃げ帰ったのであった（笑）。

　FCAR新年会に出るため、名神高速を走って名古屋に向かった。　いい天気だ。
　心なしか、フットレストにエンジンの振動がよく伝わっている気がするが、快調に名古屋へと進む。

　名古屋市内に到着し、時間に余裕があったので遅めの昼食など食べて夕方までのんびりしていたら、いつのまにやら結構な積雪。　ニュースを聞けば、目的地の民宿へ行くための知多半島道路などは閉鎖されていた。　東名高速も東行きは閉鎖されているが、西行きはまだ大丈夫だ。
　幹事のすけべ大王陛下の携帯電話の番号を間違えて登録していた上に、民宿の電話番号も控えてこず（←電話帳を見れば載っていたかも？…と、後で気が付いた）、タイヤは溝があまり深くない上に最近はウエット路でさえ心細い感のある YOKOHAMA DNA GP なので、諦めて大阪に戻ることにした。

　渋滞の名古屋市内を数時間かけてノロノロと進む。　そのうちに雪がやんだ。
　走行中に聞いたラジオのニュースでは「大阪方面は栗東ＩＣから通行止め」と報じられたので大阪に戻るのは諦めて小牧ＩＣ付近のラブホテルにでも泊まろうか…などと考えながら、小牧ＩＣに到着したのが22時。
　ＩＣの電光掲示板には東行きの通行止め情報が表示されているが西行きの通行止め情報は表示されていない。　ＩＣの進入路付近に誘導作業に当たっている人たちがいたので「大阪には行けますか？」と尋ねたらて『大阪ならＯＫです』と言ったので、そのまま進む。　料金所にも誘導作業の人たちがいて行き先を聞いてきたので「大阪」と答えると『大阪なら行けます』と言ったので「大阪行きは大丈夫で、栗東付近の通行止めも解除されたんだろう」と判断し、名神高速に乗った。

　高速道路の路面はセミウエット状態で快適に走れる（※本当は50km/h規制）。　ビバ！除雪作業車！！
　しかし橋の上だけは路面が凍ったままでガコガコになっている。　好ましからざる速度でそこに突入したクルマは、あたかもボーリング場のレーンの上を滑るボーリングのボールのようなもの、慣性に任せて直進あるのみ。　橋が直線ばかりだったから無事に通過できるものの、カーブの橋だったら間違いなくクラッシュしていただろう。　カーナビの地図を見て、橋が近づいたら心の準備をしよう。

　やがて除雪作業車に追いつく。　それでも40～50km/hほどで走れるのだからありがたい。

　養老SAに入る。　SAの駐車場は除雪されていない。　きしめんを食べ、道路情報掲示板を見ると、栗東付近は通行止めになっていた。　小牧ICで言っていた『大阪なら行けます』ってのは、一体何なんだ？！　・・・しかし、もしかすると走っている間に除雪作業が進むかもしれないと思い、走り出すことにした。

　養老SAを出発。　しばらく走っていたが、やはり栗東ＩＣからは通行止めだった。　０時頃に竜王ICの辺りから渋滞が始まり、一度は流れ出したのもつかの間、１時頃にはほとんど動かなくなり、３時頃には菩提寺PAの手前で停止してしまった。

４時半頃に通行止めが解除となり、走行開始。　京滋バイパス→R1→家の近くの吉野屋で牛丼を食べ、0640にようやく家にたどり着いた。

　小牧ＩＣでは進入路と料金所とで行き先を聞かれ『大阪ならＯＫです』と２回も確認したというのにやっぱり通行止めで、数時間を渋滞や停車時間として過ごすハメになった。　アホか？！＞ＪＨ

　こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か　（←古いか？）

　CD「Demos And Lost Albums / Todd Rundgren」を買った。
　明日は休みなので、意味もなく夜更かししてしまった。

　朝刊に、自動車大手５社の2000年の国内生産が発表されたと載っていた。　シェアはトヨタとホンダが過去最高，日産が過去最低を記録した。

　快調なホンダだが意外な事にまだ日産より少ない。　そして日産はトヨタの４割程度しか売れていない。

　雨。　昨夜の夜更かしの反動で、眠りこけてしまった。
　家の用事などで、雨の大阪市内を走る。　実は先週の高速道路走行でクルマが融雪剤だらけになっていたので、その洗車（？）も兼ねている（笑）。　ベンチレーテッド・ブレーキディスクの外側の錆は落ちたが、内側がまだ赤錆びっぽい気がする。

　自動車面において普通（？）の人たちと歩道にたむろしていたら、交差点を左折してきたロータス・エスプリが排気音も高らかに、しかし、ややゆっくりと走ってきた。　一緒にいた連中はエスプリを見て「あっ、フェラーリ！」「フェラーリだ！」と口々に叫んでいた。
　窓を開けて走っていたエスプリのドライバーは「フェラーリ」の声を聞いて泣いていただろう。　気の毒に・・・。

　2100頃に、ブレーキのディスクやキャリパーに焼きを入れる（←但し、効果や意味があるか否かは不明）べく箕面に行ったら、クルマから異音が発生しているのに気がついた。　2500～3000rpmぐらいでアクセルを踏んでいると、激しい振動と共に「ブオー」という感じのＶＩＰカーのような爆音を発生している。　一方、アクセルを離した時は音も振動も出ないようだ。　エキマニかマフラーの辺りがイカレたのだろうか？

　照明のない真っ暗な山の中の一方通行の狭い道路の真ん中で、変なレックスが車幅灯さえ点けずに道を塞いで停車していた。　こっちが後ろに停まっていると少し右に寄ってくれたが、軽自動車が通れるぐらいの道幅しか開けてくれない。　しばらくするとようやくもっと右に寄ってくれた。　窓が曇っていてよく見えなかったが、クルマの中には３人の人間が乗っていた。　一体何をしていたんだろう・・・？

メーカー	国内シェア	備　考
トヨタ	43.3%	過去最高
ホンダ	12.8%	過去最高
日産	17.8%	過去最低