CarsDays 1999.09

【9/04 SAT】　　レガシィ・リフレッシュ工事（6）：鞍馬山へ

　夜、京都の鞍馬山へ赴き、最終チェックの意味で走る。

　ここにはハンドルをフルロック近くまで切るようなタイトコーナーが幾つかあり、今まではブレーキをかけつつハンドルを切ってアクセルを踏むとガコガコとした動きでエンジンや後輪が暴れだしていとも簡単にテールスライドが起こっていたのだが、エンジン＆ミッションマウントを交換したおかげで駆動系のスナッチが大幅に減り、みっともないテールスライドが起こらなくなった。

　それにしても、今までとんでもないクルマに乗っていたものだなぁ・・・と、つくづく思った。　よくもまあこんなクルマに280馬力だなんて偉そうに与えて売っていたものだ。

　今までサボっていたタイヤの前後入れ替えを行うと共に、７月２５日に買ったアルミ製のホイールナットに交換する事にした。　キッチンスケールで計った重量は下表の通りで、１輪あたり６５グラム軽くなっている。　タイヤ＋ホイールは計らなかったが１０kgぐらい楽勝でありそうな気がするので、軽量化の度合いをパーセンテージで考えてはならない（笑）。　色は特売品なので青しか選べなかったし、他にあったのも赤と黒だったけど、できればクリア塗装のアルミ色のが欲しかった。

　前日の夜中に目がさめてしまったので、９時半ごろまで寝る。　歯医者に行く。　再び寝る。
　再び起きて父の入院先に行くときに近所のカローラ店の前を通り過ぎたらショールームの奥に紅白の垂れ幕で半ば隠すように置いてあった銀色の次期セリカを発見。　Ｕターンができないのでぐるっと１周まわってカローラ店に行く。　正式発表は２０日なので、その日まではカタログはない。

　海外のショーで量産型に近いプロトタイプがすでに展示されていたので大きな驚きはないものの、それがなくいきなり置いてあったらかなり驚いただろう。　類例がすぐには思い浮かばないショルダー部のシャープなエッジからは、空間を切り裂いて走る高周波ソード（なんだ、そりゃ？）のような雰囲気を感じる。

　面白いのはラゲッジルームで、今までのようにトランクオープナーで開けるのではなく、まるでワゴンのように車外から開ける事ができるようになった。　なるほど、こっちの方が便利だ。　閉める時に指をかけるところもキレイについている。
　荷室には待望の金属製フックが４個ついた！　ついでにコンビにフックも２個、キレイについている。　ストラットタワー間（←ダブルウイッシュボーンだけど）の床面には樹脂製のトレーが装着されている。　一部に骨が通っているのを覆う役目があると思われる。
_ _ _ _ _

　セリカの事はそれぐらいにして、フォグランプの再取り付けを行った。　実は取り付け方を模索している過程で、右と左で取り付け方が若干異なっているまま長い間放置していたのだ（笑）。　ようやく左右が同じ取り付け方となり、振動によるブレが少ない状態になった。

　朝起きたら「魔」の属性を持つ者から『金閣寺方面に行って金箔コーヒーを飲んでくるのだ。　なお、死して屍、拾う者なし！』という指令が来ていた（一部ウソ）。
　・・・というわけで金閣寺方面に向かう。　しかし、途中で二条城の周りとかを走ったりする。　金閣寺の近くに着いたものの、駐車場がないので辺りをぐるぐる回る。　路上駐車するには道路の幅が狭いし交通量も増えそうなので、結局金箔コーヒーのお店に行くのをやめてしまった。

　府道４０号線を走る。　カーブの路面の継ぎ目でグリップを失う事があるが、軽く短いスキール音を立てるだけでほぼ何事もなく収まる。　いい感じになった・・・というか、今までがダメ過ぎだっただけなんだけど。

　今日は敬老の日なので、西宮名塩ＳＡの敬老ＯＦＦに行く。　私が尊敬の念と共に師とあおぐ「わんこ」さんが縦目ベンツ「プリン」号で東京から山口へとお行きあそばされる道中に合流するのだ。

　暑さが少しマシになってきたので、パワーウレタン注入作業を行う事にした・・・が、その前に歯医者に行く。　内装材をいくつか取り払い、ひとまず作業を中断し、父の入院先へ行く（ここ１ヶ月ぐらいは父の意識がなくなってしまっていて、おそらくそう長くは生きてはいられないだろう）。

	六角ナット[g]	ロックナット[g]	１輪あたりの合計[g]
普通のナット＋ロックナット	２５×４	５０	１５０
A-Lock（アルミ製）	１７×４	１７	８５