Garage SEAVIEWCARS PAGES>SCRAP YARD|| ←  →

Update : Mar.15.2005

- スクラップ・ヤード -

5th YARD

INDEX ▲ ハイブリッドカー(1)
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 ハイブリッド(HYBRID)とは合成,結合,混血などという意味である。 自動車の場合は、複数の動力源を備えたクルマを指す。

 最も身近なハイブリッド・カーはガソリンエンジンと電気モーターを備えたもので、世界初の量産ハイブリッド乗用車であるトヨタ・プリウス〔1997年12月発売〕ホンダ・インサイト〔1999年11月発売〕がある。
 その他の例として、減速時に蓄えた圧力を動力源とする蓄圧式ハイブリッド(路線バス用の車両に採用)がある。 また、1975年の東京モーターショー出品車でガスタービンエンジンと発電機とモーターを備えたトヨタ・センチュリー・ハイブリッドというのもあった。

 ここではエンジン+電気モーターのハイブリッドカーについて少し書くことにする。


 モーターの利点の一つに回生ブレーキがある。 モーターは発電機としても使えるので減速時にはモーターで発電し、その電力をバッテリーに充電する。 難しい表現をすれば、回生ブレーキとは『(走行中の自動車が持っている)運動エネルギーを電気エネルギーに変換して減速すると共に、バッテリーに充電する装置』である(※電車の場合は架線に電力を戻す)。 ちなみに通常のブレーキは『運動エネルギーを熱エネルギーに変換して減速すると共に、大気中に放散させる装置』である。
 ハイブリッドカーがモーターや走行用バッテリーといった“余分な”重量物を搭載しているにもかかわらず燃費がいいのは、回生ブレーキによって減速時に充電した電力で発進時や加速時にモーターを回す事により燃料を節約できるからである。

【注】 走行用バッテリーの他に、通常の12Vバッテリーも備えている。 例えばプリウスの走行用バッテリーは288Vもある。 ヘッドライトなどの灯火類やカーステやエンジン制御用コンピューターなどは普通のクルマと同様に12Vバッテリーで動かしている。

 ハイブリッドカーの燃費の良さが回生ブレーキにあるのであれば、都市部の赤信号と青信号の繰り返しのように減速・停止と発進・加速が繰り返される場面では、燃費の大幅な向上が期待できる。 一方、一定の速度で走行しつづける走行パターンの郊外〜田舎や高速道路では、回生ブレーキによる燃費の向上はあまり期待できない。 燃費のよさを目的に購入する場合は、ちょっとだけ注意。

 回生ブレーキ以外のハイブリッドカーの利点として、エンジンを出力よりも燃費を重視した設計・設定にできる事がある(※話はそれるが、レーシングカー向けに、より強力な加速を得るために使う事もある。 通称「電気ターボ」)
 また、エンジンの効率の悪い回転域をなるべく使わないようにする事も可能である。 エンジンは燃費や排ガス面で有利なよう、ほぼ一定の回転数で運転させ、加速時はバッテリーに蓄えられた電力でまかなう。


 『ハイブリッドカーは電気自動車の“つなぎ”でしかない』などとハイブリッドカーを軽んじるような表現をする者もいるが、現時点のレベルではガソリン/ディーゼル自動車から電気自動車へは“つながる”とは言い難い。

 現時点でのハイブリッドカーの重要なメリットとして、普通の自動車のように容易に燃料の補給ができるという点がある。 「ガソリンスタンド」は山ほどあっても「電気スタンド」はまだほとんど存在しないからだ(※もしも貴方が電気自動車を渡されて「このクルマで一週間ほど、どこか遠くに旅行に行って来い」と言われたら、旅行先で充電ができるかどうか心配で二の足を踏んでしまうことは必至だ)。
 燃料の補給時間が短いことも利点である。 ガソリンや軽油の補給時間に比べると充電時間は遥かに長いからだ。

 将来の主流は電気自動車と言われている。 そのための電力は、外部からバッテリーへの充電か、燃料電池による発電が有力視されている。
 いずれの方式が主流になろうとも、現時点でハイブリッドカーを量販して公道上を走らせて「電気自動車のノウハウ」を得ておくことは決して無駄ではない、と私は思う。

【燃料電池】 車両に搭載した水素と、空気中の酸素を反応させて発電する装置。 気体となった水素と空気中の酸素とを「イオン交換膜」を隔てて隣接させると、水素が陽イオンとなって「イオン交換膜」を通り抜けて酸素側に移動して酸素と反応して水となると共に、水素側にマイナス,酸素側にプラスの電荷が溜まり、水素側と酸素側の間に電圧が発生する。


INDEX ▲ ハイブリッドカー(2)
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 エンジンと電気モーターを備えたハイブリッドの方式は、シリーズ・ハイブリッド(Series Hybrid:直列)とパラレル・ハイブリッド(Parallel Hybrid:並列)に大別される。

 シリーズ・ハイブリッドはエンジンで発電機を動かしてモーターを回す。 エンジンの効率の良い回転域だけを用いることができるというメリットがある。
 市販車としてトヨタ・コースター・ハイブリッドEV〔1997年8月発売〕がある。 発電用1.5Lガソリンエンジン,発電機(25kW),モーター(70kW),バッテリーを搭載している。

▼シリーズ・ハイブリッド
【エンジン】【発電機】━ 【インバーター】 ━【モーター】━【駆動輪】
   
  【バッテリー】  

 パラレル・ハイブリッドは、エンジンだけで走行する事や、モーターだけで走行する事ができる。 エンジンとモーターの双方を同時に用いて走行できるものもあれば、どちらか片方だけでしか走行できないものもある。

▼パラレル・ハイブリッド

【エンジン】━

 
  ━【駆動輪】
【バッテリー】【インバーター】━【モーター】━  

 トヨタ・プリウス以前の市販乗用車(法人向けリースのみ?)に、アウディ・デュオ〔1997年?〕がある。 アウディA4アバント(ワゴン)をベースに1.9Lターボディーゼルエンジンとモーターを搭載。 [DIESEL],[ELECTRIC],[HYBRID] の3つのモードを手動でセットできる。
 [DIESEL]ではエンジンのみで走行し、[ELECTRIC]ではモーターのみで走行する(最高速度は80km/h)。 [HYBRID]では低速時はモーターで走行し、急加速時や80km/h以上ではエンジンに自動的に切り替わる。 なお、エンジンとモーターを併用して走行する事はできない。

 ホンダ・インサイトはエンジンによる走行がメインで、必要に応じてモーターのアシストが加わる、いわば「電動アシスト自転車の自動車版」である。 走行中は常にエンジンが動いており、モーターのみでの走行はできない。 バッテリーへの充電は減速時にのみ行われる。 必要な燃料はガソリンのみで、外部電源による充電は不要。
 後述するプリウスよりもシステムが簡単な分、安価である。 モーターのみでの走行はできないが、バッテリーの役割を補助と割り切った分、バッテリーの搭載量を少なくして重量の増加を抑えることができる。

▼ホンダ・インサイト(パラレル・ハイブリッド)

【エンジン】━

━【駆動輪】
   
【バッテリー】━【インバーター】━【モーター】─  

 トヨタ・プリウスは、パラレル・ハイブリッドシリーズ・ハイブリッドを兼ね備えた、複雑なシステムを持つ。

▼トヨタ・プリウス
 

【エンジン】━

 

 

┏━━

━【発 電 機】━

【バッテリー】━【インバーター】   ┣━【駆動輪】

┗━━

━【モーター】━

 パラレル・ハイブリッドとしては、発進時や軽負荷時はモーターのみで走行し、通常走行時や全開走行時はエンジン+モーターで走行する。
 また、エンジンの出力は直接駆動輪を駆動すると同時に、シリーズ・ハイブリッドと同様に発電機を回し、その電力でモーターを回す。
 もちろん回生ブレーキを備えており、減速時にモーターで発電してバッテリーへの充電を行うが、エンジンで発電機を回してバッテリーに充電することもできる。 必要な燃料はガソリンのみで、外部電源による充電は不要。
 エンジンとモーター、そして発電機は動力分割機構(●印)という遊星歯車で関連付けられており、変速機を持たないのもプリウスの特徴である。

 なお、プリウスは市販直前に東京モーターショーに出品されたが、さらに2年前の1995年の東京モーターショーには市販車とは別のデザインで出品されていた。 そのときのハイブリッドシステムは、ホンダ・インサイトと同様のシンプルなものであった。 このような複雑なシステムを採ったのは燃費の向上も去ることながら、電気自動車が主流となる将来に向けてノウハウを確立するための意味もあるのだろう、と私は思っている。


INDEX ▲ ワイパーの拭きムラ
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 ワイパーの拭きムラが出たときは、濡らしたティッシュペーパーでワイパーのゴムを拭いてみよう。 意外と効果がある・・・事もある。


INDEX ▲ ベントレー
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 「高級車メーカーのベントレーが2001年のル・マンに70年ぶりに参戦することになった」という記事が、2000.11.08の読売新聞サイトに載っていた。
 ベントレーといえば高級車として有名なロールスロイスのグリル違いという程度の認識しかないので、ベントレーの大雑把な歴史を書いてみた。

(1) CRICKLEWOOD BENTLEY
 1919年にW.O.ベントレーにより設立。 ル・マンで5度優勝。 レーサーたちは“ベントレー・ボーイズ”と呼ばれた。 スーパーチャージャーを備えたモデルは“ブロワー・ベントレー”として有名(※ブロワー=送風機。スーパーチャージャーの事)。 1930年を最後にル・マンから撤退、翌年倒産。
 この頃のモデルはヴィンテージ・ベントレー、または所在地からクリックルウッド(Cricklewood)・ベントレーと呼ばれる。

(2) DERBY BENTLEY
 1931年に倒産し、ロールスロイスに買収される。
 倒産時にネイピアと交渉していたときにロールスロイスが仮名を使って(!)参入し、買収に成功。 ベントレーとネイピアが共同で計画していたモデルがロールスロイスの危険なライバルになり得ると判断し、それを潰すために仮名まで使ったとの事(※えげつない話だ)。
 ベントレーは“サイレント・スポーツカー”となるが、やがて第二次大戦が勃発する。 所在地からダービー(Derby)・ベントレーと呼ばれる。

(3) CREWE BENTLEY
 戦後。 工場が移転し、クルー(Crewe)・ベントレーと呼ばれる。
 1955年よりベントレーはロールスロイスの単なる双子車となり、次第に売れ行きダウン。 1982年には販売比率はロールスロイスに比べて5%にまで落ち込む。
 1982年にミュルザンヌ・ターボがデビュー、「ブロワー・ベントレーの再来」と呼ばれ、ドライバー重視路線となる。 1985年にターボRが追加。
 ロールスロイスと共にBMWとVWとの間で買収合戦が繰り広げられ、最終的にベントレーはVWグループとなり、現在に至る。

http://www.rolls-royceandbentley.co.uk/

〔参考:CG 1986-3〕


INDEX ▲ 世界初のデジタルメーター
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 先日買った本に『世界初のデジタルメーターの市販車は1981年のトヨタ ソアラ』と載っていたが、正しくは1976年のアストン・マーチン ラゴンダ(ASTON-MARTIN LAGONDA)で、車速をはじめとする数々の値が赤色LEDのデジタル数字で表示される。

 ラゴンダは大型の4ドア・サルーンで鋭いウエッジ・シェイプの未来的なボディを持ち、一般的な高級車とはかけ離れた雰囲気を持っている。 1978年から1990年までに610台が生産された。

車名

全長×全幅×全高 [mm] 軸距 [mm] 車重 [kg]

エンジン

アストン・マーチン ラゴンダ 5285×1815×1300 2915 1725 5340cc V8

http://www.astonmartin.com/

〔参考:別冊CG 自動車アーカイヴ Vol.7〕


INDEX ▲ 世界初のミッドシップ
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 世界初のミッドシップ市販スポーツカーはロータス・ヨーロッパでもランボルギーニ・ミウラでもなく、1963年のルネ・ボネ ジェット(RENÉ BONNET DJET)というフランスのクルマである。 このクルマは後にマトラ ジェット(MATRA DJET)と名を変えたが、基本的には同じクルマである。

ルネ・ボネ ジェット 当時、フランス政府はルノー(※当時は国営企業)を通じてレーシングカー・コンストラクターにスポンサーシップを与える事とし、アルピーヌとルネ・ボネが選ばれた。 ルノーのバックアップを受けたルネ・ボネはジェットを造りルマンに挑戦するが、結果は失敗。 スポンサーシップを打ち切られる事となってしまった。
 危機に瀕したルネ・ボネを傘下に収めたのが、ジェットのFRPボディの供給元と関連があり、航空機やミサイルの成功で急成長を遂げたマトラ。 ルネ・ボネはマトラの自動車部門「マトラ・スポーツ」に形を変え、ジェットは「マトラ ジェット」として生産・販売される事となった。

 余談だが1967年、マトラは世界初のミッドシップ2+2であるM530を発売した。 この名は、成功したミサイルであるR530から受け継いだものである。

車名 全長×全幅×全高 [mm] 軸距 [mm] 車重 [kg]

エンジン

ルネ・ボネ ジェット 3800×1400×1150 2400 600 1108cc 直4 縦置
マトラ M530 4160×1560×1200 2560 840

1699cc V4 縦置

Nov.24.2000

〔参考:別冊CG 自動車アーカイヴ Vol.2〕
〔参考:世界の自動車11 シムカ・マートラ・アルピーヌ・その他〕


INDEX ▲ 世界初のターボ
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 『世界初の市販ターボ車は1973年のBMW 2002ターボ』と紹介している書物を見たことがあったように思うが、1962年にシボレー コーヴェア(CHEVROLET CORVAIR)に追加されたのが世界初らしい。 このターボチャージャーのレイアウトは今日のものとは異なり、キャブレターと吸気マニフォールドとの間に位置していた。
 ちなみにコーヴェアは1959年にデビューしたコンパクトカーで、アルミ製ブロックの水平対向6気筒エンジンをリヤに搭載するという革新的なスポーティーカーであった。

 コーヴェアのターボチャージャーはオールズモビル F−85(OLDSMOBILE F-85)にも装着できたが、これにはウエストゲートが追加されると共に“ターボロケット・フルイド”なる液体注入装置が備えられた。 『アメリカ車の100年』のP208によると・・・

シリンダー内にカーボンが堆積するのをできるだけ防ぐ目的で、オールズは“ターボロケット・フルイド”と称してメチルアルコールと水を50/50の比率で混合した液体をキャブレターとターボチャージャーの間に注入したのだが、最高速域になると加速が徐々に鈍ってしまうのが判明し、結果“ジェットファイアー”はターボのつかない4バレル・キャブレター版より最高速で遅れをとった。ジェットファイアーは2ドアクーペのみが9607台作られた後カタログから落とされた。

・・・という、いささか気の毒なクルマだったようだ。 それにしても「ジェットファイアー」だの「ターボロケット」だの、なかなか楽しいネーミングである。

〔参考:アメリカ車の100年 1893-1993〕


INDEX ▲ 世界最長の生産ライン
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 1987年にデビューした高級2座席オープンカーのキャディラック アランテ(CADILLAC ALLANTE)「世界で最も長い生産ライン」と呼ばれた。
 アランテは、フレームをデトロイトからイタリアのピニンファリーナ社に空輸し、そこでコンバーチブル・ボディが製作される。 そして再びデトロイトに空輸され、駆動系が装着されて完成するのだ。 なお、2国間を往復するこの作業には特別仕様のボーイング747が用意された。

 トヨタ セリカ・コンバーチブル(TOYOTA CELICA Convertible)は、リヤガラスなど一部が省かれたクルマを日本からアメリカに輸送し、アメリカでオープンカーに改造されて完成する。 これも結構長い「生産ライン」である。


INDEX ▲ 世界初のカーステレオ専用カセット
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 1983年、「世界初のカーステレオ専用カセット」GT−I (※ I はローマ数字の1)が、富士写真フィルム株式会社(後のAXIAブランド)から登場した。

 夏季の車内温度はダッシュボード上で90℃近く、アメリカの砂漠での測定では104℃という例もあり、うっかりダッシュボードに置いたカセットテープが熱で変形したものだが、GT−Iは耐熱温度110℃を実現した 。

他の特徴としては、カーステレオの音場を意識したサウンドチューニングと、手に持った時にA面とB面の識別がしやすいよう非対称デザインと識別マークが施されていた。



INDEX ▲ 缶コーヒーで疲労回復
 
 ・ ハイブリッドカー(1)
 ・ ハイブリッドカー(2)
 ・ ワイパーの拭きムラ
 ・ ベントレー
 ・ 世界初のデジタル...
 ・ 世界初のミッドシップ
 ・ 世界初のターボ
 ・ 世界最長の生産ライン
 ・ 世界初のカセット...
 ・ 缶コーヒーで疲労回復

 

 飲料メーカーのポッカは無糖ブラック缶コーヒーに運転疲労回復機能があることを確認、2004年09月に発表された。

 トヨタグループの研究開発機関・豊田中央研究所が、唾液中のクロモグラニンAを測定することで精神的ストレスを客観的に数値化する手法を開発。 その手法を用いて、無糖ブラック缶コーヒーによる運転疲労回復機能確認試験を行った。

 試験内容は、自動車を1時間運転した直後に無糖ブラック缶コーヒーを5分以内に飲んで休息。 運転直後,15分休息後,30分休息後に唾液中のクロモグラニンAの濃度を測定した。
 その結果、無糖ブラック缶コーヒー飲んだ場合は、飲まなかった場合に比較してクロモグラニンAの濃度が低かった。 これより、精神ストレス度が低減し、運転疲労が回復していることを示す結果が得られた。

http://www.pokka.co.jp/contents/news/2004/040921_02.html


 

 

INDEX ▲
 ↑ || ←  →